
2018/08/21
本日は少し真面目な ギターレッスンコラム
「〜君はTAB譜に頼りすぎ!?〜」
ギターのレッスンほど、指導者を選ぶものはないでしょう。
ギターにはTAB譜という、ポピュラー系弦楽器特有の便利な代物がある。

これがあるおかげで、五線譜、おたまじゃくしが苦手でも楽器を楽しめる。
もちろんポピュラー系ギターの良いところだ。
実は世界的、歴史的には五線譜よりTAB譜の方が古くから使われている。
その一方で、今日はこのTAB譜がもたらす厄災というのを説明しよう。
TAB譜を見れば、チューニングさえしっかりしていればその曲っぽくなってしまう。
しかしそれゆえに、
弾けてるじゃんッ!っと自己満足で終わってしまうッ!!
そのままでいると・・・
音楽力が身につかないッ!!!
ドレミがわからないッ!!
Cコードをただのフォームの名前だと思っている!!
(むしろCコードって何?って人さえいる。chord nameを見ずにTABばかり見ているせいで・・・)
運指がめちゃくちゃ!!(ドレミやスケールの基本ポジションを知らないために)
上手くならないことに気づき、ギターレッスンに来てくれるわけだ。
五線譜が絶対という説明ではない。
ただし
小学生であれば純粋無垢のため言うことを聞いてくれる。
20代後半以降の大人の方も、今までの人生経験から私の言うことを納得され理解してくださる。
しかしながら、高校生になって軽音楽部に入りギターを始めた人。
中学生になって
RADWIMPSが弾きたい、アレクサンドロスが弾きたい。
と言って来てくれる生徒。。
アーティストはなんでもよいのですが、彼らからすると基本のポジションやコードの構造を覚えることは、やりたいことへの遠回りと感じてしまうのです。
残念ながら、高校の軽音楽部は、吹奏楽部と違って顧問の先生、2、3年生の先輩は音楽的教養を受けていない場合がほとんどです。
だからやりたい曲からはじめる。
また、街のギター教室においても生徒が喜ぶ方がお金になるために、やりたい曲からはじめ、TAB譜のみを見させ、
本質を教えない、もしくは教えられない先生方ばかりです。
何も私は複雑なクラシックやフュージョンの曲が五線譜で読めなくてはならないと言っているわけではない。
最低限のことはやろうと訴えているのだ。
この辺りの教養が日本のポピュラー系ギターの教育に足りない部分だと筆者は思うのである。


