執筆 山下ユウスケ
みなさんは声を張り上げて高い声を出したりしていませんか?
今回は輪状甲状筋(CT)の大切さについてお話いたします。
まず、声は声帯というギターの弦や輪ゴムのようなものが二本対になっていて、それらが空気によって振動し、触れ合うことによって起こる現象です。
その声帯を引き伸ばす筋肉が輪状甲状筋(CT)です。
この筋肉があるおかげで、喉仏にある「甲状軟骨」が前に倒れ、声帯を引っ張るのです。
ギターの弦や輪ゴムを思い浮かべてみてください。
思いっきり強く叩いても音が高くならないでしょう?
息の圧力に頼らず、輪状甲状筋によって、楽に声帯を引き伸ばすことが大事であり、
高い声を出したり、音程をコントロールしたりするのに一番必要なことなのです。
筋トレというイメージよりかはストレッチに近く、細かな音程もフレキシブルに動かせると有利です。
輪状甲状筋をストレッチするには裏声のエクササイズが一番有効です。
詳しくは体験レッスンにて。