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【保存版】英語で数字を読むコツ|少数・分数もマスターしよう!

あなたは英語で数字をスラスラと読めますか?

海外旅行で買い物や食事をした際に店員さんに英語で値段を言われたけれど、聞き取れずに困った経験がある方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、次のようなお悩みにお答えしていきます。

  • 英語での数字の読み方に自信がない
  • 桁の大きな数字の読み方がわからない
  • 英語で少数、分数はどう読むの?

学校の授業で習ったはずですが、意外と読めない方も多い英語での数字表現。

この記事を最後までお読みいただければ、日常生活でよく使われる数字の読み方と英語で数字を読む時のコツをマスターできますので、ぜひ最後までチェックしてください。

 

英語の数字の読み方

日本語の数字にも一、十、百、千…と単位や読み方にルールがあるように、英語にも数字の読み方に独自のルールがあります。

ここでは、0~100までの数字と1,000以上の大きな数字に分けて、その読み方を見ていきましょう。

 

英語の0~100までの数字の読み方

【0~10までの数字の読み方】

大きな数字の読み方がわからない場合にも、0~9までの数字の読み方がわかれば、数字を左から1つずつ読んで数を伝えることができるため、1桁の数字は最初に必ず覚えておきましょう。

0  zero
1  one
2  two
3  three
4  four
5  five
6  six
7  seven
8  eight
9  nine
10 ten

 

【11~19までの数字の読み方】

11と12は規則性がありませんが、13~19はすべて最後にteenが付くと覚えておきましょう。

11 eleven
12 twelve
13 thirteen
14 fourteen
15 fifteen
16 sixteen
17 seventeen
18 eighteen
19 nineteen

 

【20~99までの数字の読み方】

20から99までの数字の読み方をマスターするためには、まず20、30、40…といった10の位の数字の読み方を覚えることが重要です。

20 twenty
30 thirty
40 forty
50 fifty
60 sixty
70 seventy
80 eighty
90 ninety

10の位の数字の語尾tyは、13~19までの数字の語尾teenと発音が似ているため、聞き間違えないよう、注意が必要です。

はっきりと聞き取れない場合には、three, zeroのように、数字を左から1つずつ読んで確認するといいでしょう。

21や32のように1の位が0以外の場合は、10の位の数字に1桁の数字を付けて読みます。

例)21 → twenty-one

数字をアルファベットで表記する際は、10の位の数字と1の位の数字の間にハイフン(-)を付けることもあわせて覚えておきましょう。

 

【100の読み方】

100は英語でhundredです。

そのため、100が2つの200はtwo hundred、100が3つの300はthree hundredとなります。

この時に、hundredなどの単位には複数形のsを付けないことに注意しましょう。

ただし、「何百もの~」と表現する時は、hundredにsを付けます。

例)何百冊もの本 → hundreds of books

 

英語の大きな数字の読み方

3桁までの数は英語で読めても、4桁以上になるとわからなくなるという方も多いのではないでしょうか。

しかし、英語で数字を読む時には、3桁ごとに区切るカンマの数に注目すると簡単に読めるようになります。

  • カンマが1つの1,000(千) → one thousand
  • カンマが2つの1,000,000(100万) → one million
  • カンマが3つの1,000,000,000(10億) → one billion
  • カンマが4つの1,000,000,000,000(1兆) → one trillion

英語ではカンマが増えるごとに単位が変わるため、各単位を何と言うかを覚えてしまえば、日本語の数字の読み方よりも簡単に読むことができます。

また、10,000の場合は1,000が10個のため、ten thousandとなり、次のカンマが増えるまでは同じ単位を使用します。

1,000(千)→ one thousand

10,000(1万)→ ten thousand

100,000(10万)→ one hundred thousand

 

英語の少数の読み方

1.5などの小数点を含む数字を少数といい、英語で小数点をpointといいます

そのため、1.5はone point fiveと読みます。

また、小数点以下は数字を1つずつ読みます。

例)3.14 → three point one four

小数点以下に0がある場合は、zeroまたはohと読みます。

 

英語の分数の読み方

日本語で分数を読む時には分母から読みますが、英語では分子から読むことに注意しましょう。

分子の数字はone、two、threeといった通常の数字を使いますが、分母は順番や日付を表す時に使われるfirst、second、thirdといった「序数」を使い、分子+序数で表現します。

例)3分の1 → one third

分子が2以上の場合は、分母の序数に複数形のsを付けます。

例)5分の3 → three fifths

また、分母が2の時にはhalf、4の時にはquarterが使われることも覚えておきましょう。

例)2分の1 → one/a half

4分の1 → one /a quarter

4分の3 → three quarters ※quarterが3つのため、複数形のsが付きます。

 

英語の数字の読み方は慣れるまで何度も練習しよう

子どもの頃に、一、十、百、千…といった数字の単位や読み方を覚えたように、英語の数字の読み方もスムーズに読めるようになるまで練習することが大切です。

100までは桁ごとの読み方を覚える必要がありますが、1,000以上の数字は3桁ごとに変わる単位の読み方を覚えてしまえば、スラスラと読めるようになるはずです。

数字の読み方に慣れたら、少数、分数と少し難しい数字の読み方にもチャレンジしてみましょう。

数字は普段の生活の中でも使う機会の多いものですので、ぜひ何度も声に出して練習してみてください。

質問力を磨いて相手との距離を縮める!初心者向け英会話フレーズ

相手との距離を縮めるためには、相手のことをよく知ること=相手への質問力が重要です。

そうは言っても、英語での会話となると難しいと感じる方も多いでしょう。

そこで今回は、

  • 簡単な英語だけで質問はできる?
  • 相手のことを知りたい時に使える定番フレーズを知りたい
  • 自分から英語で質問するのが苦手

このようなお悩みにお答えしていきます。

英会話学習初心者の方でも、単語を入れ替えればすぐに使える例文をご紹介していますので、暗記をして実際の会話でぜひ使ってみてください。

 

趣味を聞く

初対面の方に質問する際の定番ジャンルである趣味。

英語の授業では、趣味=hobbyと覚えた方も多いと思いますが、日本語で「趣味は何ですか」と聞く時の「趣味」とは少し意味が異なるため、使い方には注意しましょう。

英語のhobbyは、時間やお金をかけて行う専門的な活動やスキルが必要な活動を意味します。

そのため、時間がある時には何をしているかと質問したい時には、次のように尋ねます。

  • What do you do in your free time?(暇な時は何をしていますか?)
  • What do you like to do in your free time?(時間がある時は何をするのが好きですか?)
  • How do you spend your free time?(時間がある時はどのように過ごしていますか?)

in your free timeを「楽しみとして」を意味するfor funに置き換えることもできます。

また、趣味に関する話題は初対面の人との会話で聞かれる機会も多いため、回答の仕方も覚えておきましょう。

  • I like 〜ing.(〜するのが好きです。)
  • I love 〜ing.(〜するのがとても好きです。)
  • I’m into 〜ing.(〜するのにハマっています。)

 

仕事について聞く

社会人との会話では、仕事について聞いてみるのもいいでしょう。

最も一般的な質問文は、以下のフレーズです。

  • What do you do?((仕事は)何をされているのですか?)

学生に対して使う場合は、何を学んでいるのか(専攻は何か)を尋ねる質問文となります。

What do you do?は「今何をしているのか」を聞いている場合もあるため、職業について明確に尋ねる場合には、for a living(生きるために=仕事として)を付け加えます

  • What do you do for a living?(仕事は何をされているのですか?)

自分の職業について答えるフレーズには以下のようなものがあります。

  • I work at 〇〇(会社名)as a programmer.(〇〇社でプログラマーをしています。)
  • I work for a software company in Tokyo.(東京のソフトウェア会社で働いています。)
  • I’m a teacher at 〇〇 high school.(〇〇高校で教師をしています。)

英語で職業を聞かれた時のために、自分の職業は英語で何と言うのかを事前に調べておくといいでしょう。

 

好きなもの、おすすめのものを聞く

好きなもの、人におすすめしたいお気に入りのものに関する質問は、初対面の人にも聞きやすい話題です。

好きなものを尋ねる質問で共通点が見つかったら、相手との距離もグッと縮まり、会話も盛り上がるでしょう。

相手のお気に入りのものや好きなものを尋ねる時の定番フレーズ2つをご紹介します。

  • What is your favorite movie?(お気に入りの映画は何ですか?)
  • What kind of music do you like?(どんな音楽が好きですか?)

人について尋ねる場合は、whoを使います。

  • Who is your favorite actor?(好きな俳優は誰ですか?)

moviemusic、actorの箇所を置き換えるだけで、様々なシーンで使える質問文となるため、とても便利なフレーズです。

また、おすすめのものを聞きたい時の表現は海外旅行の買い物や食事のシーンでの会話でも重宝しますので、併せて覚えておくといいでしょう。

おすすめを聞く時の最もカジュアルな表現がこちらです。

  • What do you recommend?(おすすめは何ですか?)

この表現は場合によっては失礼に聞こえることもあるため、出会ったばかりの人やあまり親しくない間柄の人には、次のような丁寧な聞き方をおすすめします。

  • Do you have any recommendations?(何かおすすめはありますか?)
  • Could you recommend a good restaurant?(おすすめのレストランを教えていただけませんか?)

相手の好きなものやおすすめのものを聞く質問は、英語での会話で何を話せばいいのかわからない時に特におすすめです。

好きなものを聞かれた相手は自分のことに興味をもってくれているとうれしくなるものですし、好きなものの話題であれば会話も広がりやすくなるでしょう。

 

質問力を鍛えてコミュニケーションスキルもアップ

外国語でのコミュニケーションにおいて、相手のことをよく知り、相手との距離を縮めるためにも「質問力」を高めることはとても重要です。

自分から質問する場合、質問文を事前に準備でき、会話の内容もコントロールできるため、英会話学習初心者の方でも相手からの回答を聞き取りやすくなるというメリットもあります。

質問力が身につくと相手との会話が広がり、英会話が楽しくなるだけでなく、コミュニケーションスキルもアップして相手との信頼関係をスムーズに築くことができます。

英会話学習を始めたばかりの方や英会話にあまり自信がない方こそ、積極的に英語で質問してみましょう。

英語で伝えたい!感情や感謝を伝える英語表現を覚えよう!

日本語でも外国語でも、コミュニケーションを取る上で大切なのは自分の気持ちを相手に伝えること。

しかし、英語での会話となると、

  • 英語で気持ちを伝えるのはハードルが高そう
  • 言い回しが分からない
  • 何から覚えればいいのか分からない

など、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、実際の会話ですぐに使える基本の型をご紹介します。

この型を覚えれば、感情や感謝の気持ちを英語でスムーズに伝えられるようになりますよ。

 

英語で感情を伝える①|Im+過去分詞

うれしい、悲しいなど、英語で自分の感情を伝える時の最も簡単な表現はI’m+感情を表す形容詞(happy、sadなど)ですが、I’m+過去分詞でも感情を表現できます。

be+過去分詞というと、「~される」という受動態(受身形)をイメージされるかもしれません。

しかし、I’m+過去分詞は「人を~の気持ちにさせる」という意味となり、この場合の過去分詞は形容詞のように使われます

感情を表す代表的な単語をご紹介します。

  • excited(ワクワクしている)
  • pleased(うれしい)
  • impressed(感動する)
  • satisfied(満足している)
  • bored(退屈している)
  • disappointed(がっかりしている)
  • surprised(驚いている)
  • annoyed(イライラしている)

様々な気持ちを伝えられるよう、感情を表す単語を暗記しておくといいでしょう。

 

英語で感情を伝える②|Thats+形容詞、That+知覚動詞

人から聞いた話に対して自分の感情を伝える際に便利なフレーズがThatを使った表現です。

まずはじめに、That’s+形容詞の表現について見ていきましょう。

 

【Thats+形容詞】

That’s+感情を表す形容詞は、相づちなどでよく使われる表現です。

たとえば、相手の話に賛同する場合、「それはいいね。」という意味で

  • That’s good.
  • That’s great.
  • That’s wonderful.
  • That’s amazing.

といった表現が使われます。

反対に、良くないことを表現したい場合、「それはひどいね。」という意味で

  • That’s bad.
  • That’s terrible.
  • That’s horrible.

などと表現します。

相手の話にThat’s ~と自分の感情を表現すれば、会話がよりスムーズになるでしょう。

 

【That+知覚動詞】

「知覚動詞」とは、look、sound、feelなど、自分が感じたことを表現する際に使う動詞です。

ここでは、That+知覚動詞を使った表現を覚えましょう。

  • That looks good/cute/heavy.(いいね。/かわいいね。/重そうだね。)

That looks+形容詞は、実際に目で見て分かることについて表現する時に使います。

 

  • That sounds interesting/fun/hard.(おもしろそう。/楽しそう。/大変そう。)

That sounds+形容詞は、他の人から聞いた話に対する感想などを伝える時に使います。

 

  • That feels good/uncomfortable/strange.(良さそう。/心地悪い。/不思議な感じがする。)

That feels+形容詞は、ある状況や出来事に対し、「~な感じがする」と言いたい時に使います。

 

英語で感謝を伝える

日常生活で「ありがとう」を伝える機会は多いものですが、Thank youばかり使っているという方も多いのではないでしょうか。

英語で感謝の気持ちを伝える表現には、Thank you以外にも様々な言い方があります。

Thank you以外のフレーズを覚えて、相手やシーンに合わせて英語で感謝を伝えられるようになりましょう。

 

【Thank you for+名詞】

Thank you forの後に感謝しているものやことを表す名詞を入れます

  • Thank you for your help.(手伝っていただいてありがとうございます。)
  • Thank you for everything.(いろいろとありがとうございます。)
  • Thank you for your reply.(返信ありがとうございます。)

 

Thank you for+動名詞】

Thank you forの後に相手がしてくれた行為を動名詞で加えると、より具体的に感謝を伝えることができます

  • Thank you for visiting us today. (今日は会いに来てくれて、ありがとうございます。)
  • Thank you for calling me.(電話してくれて、ありがとうございます。)
  • Thank you for following me.((SNSなどの)フォローありがとうございます。)

 

【I appreciate+名詞】

appreciateを使った感謝の表現は、ビジネスシーンでも使われる、よりフォーマルな表現です。

  • I appreciate your support.(サポートしていただいて、ありがとうございます。)
  • I appreciate your cooperation.(ご協力いただき、ありがとうございます。)

 

英語で気持ちを伝えて、コミュニケーションを円滑に

外国人とのコミュニケーションで大事なことは、自分の意見や気持ちをハッキリと伝え、喜怒哀楽などの感情表現をすることです。

英会話学習初心者の方が自分の意見や主張を英語で伝えるのは難しくても、今回ご紹介したフレーズを使って、自分の気持ちや感謝を伝えることからであれば、取り入れやすいのではないでしょうか。

相手に気持ちを伝える時には表情や声のトーンなどの非言語コミュニケーションもとても重要です。

英語を発することに慣れてきたら、ぜひ表情やジェスチャー、声のトーンも意識して話してみましょう。

これ英語で言える?言えそうで言えない簡単英会話フレーズ10選

「テスト頑張ってね!」を英語で言えますか?

英語の授業では「頑張ってね」はDo your best.と覚えた方も多いと思いますが、この場合はGood luckを使います

簡単な日本語でも、英語になると出てこないという表現は意外と多いものです。

そこで今回は、簡単そうでも英語になると言えない日常会話の英語フレーズ10選をご紹介します。

基本のフレーズを覚えていれば何パターンもの表現に応用でき、会話の幅が広がります。

最後までお読みいただければ、言えそうで言えない英語の基本フレーズをマスターできますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

 

①返事の表現

プライベート 英会話 石神井公園
プライベート 英会話 石神井公園

英語で何か頼まれたり、聞かれたりした時に、Yes/Noや単語だけで回答するのではなく、もっと自然な受け答えができるといいですよね。

そこで、英語の質問に対する返事で使えるフレーズをご紹介します。

 

  • Sure.(いいよ。)

Can you ~?(~してくれる?)やWould you ~?(~してもらえませんか?)など、何かを頼まれて承諾する際、Yesと答えても間違いではありません。

しかし、Sureを使う方が快く引き受けていることが伝わり、相手との距離をより近づけることができるでしょう。

 

  • I’m not sure.(よく分かりません。)

「分かりません」の英語表現と言えば、I don’t know.を思い浮かべる方も多いでしょう。

しかし、I don’t know.とだけ答えるとぶっきらぼうな言い方に聞こえるため、注意が必要です。

あまり親しくない相手やビジネスの場などでは、I don’t know.より柔らかいI’m not sure.を使うといいでしょう。

 

  • It depends.(場合によります。)

YesやNoでは答えられない場合に、便利な表現です。

ピクニックなどに誘われ、「天気次第だね」と答えたい場合には、

It depends on the weather.

と、It dependsの後にonを付けます。

 

  • Trust me.(私に任せて。)

何かを頼まれたり、お願いされたりした時にTrust me!と答えれば、相手のあなたへの信頼度が増すでしょう。

「~のことなら私に任せて」と言う時は、

Trust me when it comes to ~.

と表現し、~には名詞を入れます。

 

②「どうぞ」と言う時の表現

プライベート 英会話 石神井公園
プライベート 英会話 石神井公園

相手から許可を求められた時、何かを手渡す時など、日常生活では「どうぞ」という表現を使うケースが意外と多くありますが、許可を表したり、ものを渡したりする時の「どうぞ」はPleaseではありません

「どうぞ」にも様々なパターンがありますので、日常生活でよく使われる3つの表現をご紹介します。

 

  • Please go ahead.(どうぞ。/いいですよ。)

May I ~?やCan I ~?など、許可を求められた時の「どうぞ」では、Please go ahead.を使います。

エレベーターなどで他の人に先に乗ってもらう時にもPlease go ahead.が使えます。

 

  • Here you are.(どうぞ。)

相手にものを渡す時の「どうぞ」の表現です。

ただし、Here you are.はフォーマルな表現のため、親しい間柄の場合は、Here.の方が自然です。

 

  • Here’s ~.(~をどうぞ。)

何かを手渡す時の他、相手にものを返す時にはHere’s your ~.と使うことができます。

自分のものを相手に渡す時にはHere’s my ~.となります。

 

③応援・励ましの表現

プライベート 英会話 石神井公園
プライベート 英会話 石神井公園

「頑張って!」や「大丈夫!」などの応援や励ましの表現を使えれば、人間関係が良好になり、相手との距離もグッと縮まるはずです。

ここでは簡単なフレーズをご紹介しますので、ぜひ使ってみてください。

 

  • Good luck with ~!(~を頑張ってね!)

「テスト頑張ってね!」と言う時には、Good luck with your exam!と言います。

英語の授業で「頑張って」はDo your best.と習った方も多いと思いますが、命令調で強い言い方となるため、使い方には注意が必要です。

Good luckの他にも、何かにチャレンジしようとしている相手には、You can do it!という表現を使えば、より応援したい、励ましたい気持ちが伝わります。

 

  • Good for you!(頑張ってね!)

Good for you.は相手に良いことがあった時などに「よかったね」という意味で使うこともありますが、これから何かに挑戦しようとしている相手を応援する時にも使えます。

 

  • Don’t worry about it.(大丈夫。/気にしないで。)

落ち込んでいる相手を励ましたい時に使えるフレーズです。

Don’t worry.だけでも通じますが、強い口調になるため、Don’t worry about it.という言い方を覚えておくといいでしょう

 

簡単英会話フレーズを覚えて、英会話を楽しもう!

英語での会話をYesやNo、英単語だけで乗り切ることもできますが、タイミングよく相づちを打ったり、気の利いた一言が言えたりするともっと会話が盛り上がります。

今回ご紹介した基本フレーズは目的語を入れ替えるだけで応用が効く、様々なシチュエーションで使える表現ばかりです。

文法などが分からなくても、日常会話で使うフレーズは決まった表現として覚えてしまうのが英会話上達のコツです。

ぜひ覚えて、実際の会話でどんどん使ってみてください。

海外での買い物を楽しもう!絶対使える英会話フレーズ10選

海外旅行の楽しみの1つと言えば、ショッピングですよね。

海外でしか手に入らないものや大切な人へのおみやげなど、つい買いすぎてしまうという方も多いでしょう。

一方、店員さんとの会話が苦手で声をかけられず、欲しいものが買えなかったという苦い経験がある方もいるのではないでしょうか。

買い物をする時の会話では決まったフレーズが使われることが多く、基本の表現を覚えてしまえば、店員さんとの会話も怖くありません!

そこで今回は、買い物で使える定番の英会話フレーズ10選について解説していきます。

 

商品を探す

英会話 石神井公園
英会話 石神井公園

海外ではお店に入ると必ずと言っていいほど、店員さんに声をかけられますが、以下のフレーズを覚えておけば、落ち着いて受け答えできるようになります。

【入店時】

お店に入って店員さんに最初に話しかけられる時のフレーズが “May I help you?”(何かお探しですか?)。

特に欲しいものがなく、見ているだけの場合には、次のように返答します。

  • I’m just looking, thank you.(見ているだけです。)

探しているものや欲しいものがある時には、場所をたずねてみましょう。

  • I’m looking for ~.(~を探しています。)
  • Where can I find ~?(~はどこにありますか?)

【試着】

海外の洋服や靴は日本のサイズと異なるので、購入前に試着することをおすすめします。

次のフレーズを使って、試着してみましょう。

  • Can I try this on?(試着してもいいですか?)
    ※試着したいものが複数ある場合は、thisをthemに変更します。

Can I ~?という質問文は相手に許可を求める便利な表現なので、覚えておくといろいろなシチュエーションで使えます。

別の色やサイズが欲しい場合には、次のようにたずねてみましょう。

  • Do  you have this in red?(この商品の赤色はありますか?)
  • Do you have a smaller/larger size?(もっと小さい/大きいサイズはありますか?)

 

欲しいものが見つかったら、I’ll take this/them.(これ/これらを買います。)と言って、会計に進みます。

 

値段をたずねる

英会話 石神井公園
英会話 石神井公園

値札の付いていない商品が欲しい場合には、店員さんに値段をたずねてみましょう。

値段をたずねる際の最も簡単な表現が以下のフレーズです。

  • How much is it?(これはいくらですか?)

遠くにある商品や複数ある中の1つの値段を知りたい場合には、以下のようにたずねます。

  • What is the price of that black bag?(あの黒いバッグはいくらですか?)

また、海外での買い物で混乱しやすい金額の表現についても、あわせて覚えておくと便利です。

ドルの場合、1セントをpenny、25セントをquarterと表現することもあり、同じ金額でも複数の言い方があるため、注意しましょう

10ドル25セントの場合:
ten dollar and twenty-five cents/ten dollar twenty-five/ten and a quarter

右に行くにつれて、くだけた表現となります。

1万、10万など、桁の大きな数字の読み方も日本とは異なり、3桁ごとに区切って読みます。

千が10個の10,000 は ten thousand
千が100個の100,000はone hundred thousand

金額の聞き間違いはトラブルのもとになるため、しっかり覚えておきましょう。

 

会計

英会話 石神井公園
英会話 石神井公園

観光地や大きなお店ではクレジットカードが使えるケースがほとんどですが、小さなおみやげ屋さんなどでは現金しか使えない場合もあります。

次のフレーズを使って事前に確認しておきましょう。

  • Can I pay by credit card?(クレジットカードは使えますか?)

クレジットカードと現金のどちらも使える場合は、どちらで支払うかを伝えます。

  • I’ll pay in cash/by card.(現金で支払います。/カードで支払います。)

 

【番外編】覚えておきたいセール用語

英会話 石神井公園
英会話 石神井公園

海外では祝日にちなんだセールが開催されることも多く、タイミングよくセール期間に訪れると、普段よりお得に買い物ができるかもしれません。

そこで海外のセールでよく見かける用語をご紹介します。

Buy one get one free

⇒「1つ買ったら、2つ目は無料」
頭文字を取って、BOGO(ボゴ)と表記されることもあります。

Three for two

⇒「2つ買ったら、3つ目は無料」
さらにMix and matchと書かれていたら、セール対象品のどれを組み合わせても、3つ目は無料になるという意味です。

Any 3 for $20

⇒「どれでも3つ組み合わせて20ドル」
対象商品であれば、どれでも3つ選んで20ドルで購入できるという意味です。

セール用語は短縮した表記で書かれているケースが多いため、初めて見ると意味がわからず戸惑ってしまいますが、よく使われる用語を覚えて、お得にショッピングを楽しみましょう。

 

定番フレーズを覚えて海外での買い物を楽しもう!

 

海外で店員さんと英語でコミュニケーションを取りながら買い物ができれば、海外旅行がグッと楽しくなるはずです。

買い物でよく使われるフレーズはそれほど多くないため、海外旅行に行く予定のある方はこの記事で紹介した定番フレーズを覚えておけば、買い物での会話は十分可能です。

慣れないうちは緊張するかもしれませんが、買い物は比較的簡単な英語で会話ができるため、覚えた単語やフレーズを英会話学習初心者がアウトプットするのに最適なシチュエーションです。

間違いを恐れずに積極的に店員さんに話しかけ、海外での買い物を楽しみましょう。

プライベート 英会話 石神井公園

How are you?だけじゃない!ネイティブが使う言い換えフレーズと答え方

 

“How are you?”は、会話を始める際の基本的なフレーズですが、これと同じ意味で他にもたくさんの表現があるのを知っていますか?

日本語と同じように、英語での挨拶にもカジュアルな言い方や丁寧な言い方があり、シーンによって使い分ける必要があります。

また、友達や家族などの親しい人やビジネス関係の人、初めて会った人や久しぶりに会った人など、間柄やタイミングによっても、“How are you?”の言い方はそれぞれ異なります。

 

それに対する答えは“I’m fine, thank you.”だと習った方がたくさんいると思いますが、実はこれ、ネイティブスピーカーはほとんど使いません。

彼らはシチュエーションや間柄に合わせて、“I’m fine, thank you.”よりも自然な言い方で答えます。

 

今回は、“How are you?”の言い換えフレーズと、それに対する返答フレーズをご紹介します。

 

“How are you?”と同じくらいよく使うフレーズ

 

“How are you?”

これはカジュアルな場とフォーマルな場、どちらでも使える万能な表現です。友達はもちろん、職場の上司に使っても違和感はありません。

 

“How are you today?”

“today”がつくことで「今日の調子はどう?」となり、初めて会った人にも使いやすくなります。

 

“How are you doing?”

How are you?よりも自然で、こちらもどの場面で使える表現です。

 

 

“How are you?”よりもカジュアルなフレーズ

 

“What’s going on?”

直訳すると「何が起こっているの?」で、友達などの親しい間柄の人に使います。

 

“What’s up?”

さらに砕けた表現で、「よう!」とか「ちーっす!」というイメージです。若者同士で使うことが多いですね。

 

“How’s it going?”

こちらも親しい間柄の人に対して使います。カジュアル過ぎるので、ビジネスシーンでは使いません。

 

 

久しぶりに会った人への“How are you?”

 

“How have you been?”

久しぶりに会った友達や知人に「最近どうしてた?」「元気にしてた?」という意味で使います。

冒頭に「久しぶり」という意味の“It’s been a while.”をつけると、“It’s been a while. How have you been?”で「久しぶり!元気にしてた?」となり、会話がスムーズです。

 

“How have you been doing?”

こちらも同じく、「最近どうしてた?」という意味です。

 

“What have you been up to?”

同じく「最近どうしてた?」という意味ですが、こちらの方が“How have you been?”よりもカジュアルなイメージで、友達同士で使います。

 

 

“How are you?”への答え方

 

“Good.” / “I’m good.” …「元気だよ」

“Well.” / “I’m well.” …「いい感じだよ」

“Great.” / “I’m great.” …「すごく元気だよ」

“Perfect.” / “I’m perfect.” …「完璧だよ」

“Pretty good.” / “I’m pretty good.” …「わりと調子がいいよ」

“I’m OK.” / “I’m all right.” …「まあまあかな」、「大丈夫」

“Not bad.” / “Not too bad.” …「悪くないよ」、「そんなに悪くないよ」

“Same as usual.” …「いつもと同じだよ」

“Not so good.” …「あまりよくないんだ」

“I’m sick.” …「調子が悪いです」

 

 

“How have you been?”への答え方

 

“I have been good.” …「元気でやってるよ」

“I’ve been great.” …「元気だったよ」

“I’ve been okay.” …「大丈夫だったよ」

“I’ve been very busy.” …「とても忙しいです」

 

“How have you been?”に対しての返答は、詳細を語ることが多いです。

例えば、“I’ve been very busy. I just moved to Tokyo a month ago. (とても忙しいよ。1ヶ月前に東京へ引っ越したんだ)”など、上記のフレーズのあとに近状を付け加えます。

 

 

“How are you?”に答えたあとは…

 

自分の様子を聞かれたときは返事をするだけでなく、「あなたは?」と聞き返すようにします。

自分に聞かれたことを相手にも聞き返すことでコミュニケーションが取れ、会話が成り立つのです。

その際には、以下のフレーズを使います。

“How about you?”

“And you?”

“And yourself?”

 

 

それぞれの場面に合った表現を使って、会話を楽しもう

 

以上、“How are you?”の言い換えフレーズと、それに対する返答フレーズをご紹介しました。

相手に“How are you?”と聞き合う英語は、日本語の「こんにちは」よりも会話が長く続きます。

“I’m good, but it’s getting cold. (調子いいよ、でも寒くなってきたね)”や、“I’m great because I just had a really good lunch. (すごく元気だよ、おいしいランチを食べてきたからね)”など、butやbecauseで続けて会話の幅を広げ、コミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

外国人との会話が楽になる!日常会話で使える15の質問文

英会話を上達させるためには文法や単語のインプットも大切ですが、積極的に英語を使って話す「アウトプット」が非常に重要です。

しかし、英会話教室や職場で外国人と話をするチャンスがあっても、

  • 初対面の人に何と言って話しかければいいのかわからない

  • 相手の言っていることが聞き取れず、会話が続かない

  • 会話のきっかけになる話題が見つからない

などと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

このような方におすすめの方法が「こちらから先に話しかける」作戦です。

こちらから先に話しかけることで会話の内容をコントロールでき、相手の回答が予測しやすくなるため、会話が続きやすいというメリットがあるのです。

そこで今回は、英会話初心者の方でもすぐに使える質問文をシーン別にご紹介します。

 

あいさつ編

相手と会話を始めるためには、まずはあいさつからが基本です。

HiやHelloなどのあいさつで使う言葉の後に、相手の調子をたずねる質問文を加えると自然な会話となります。

【初対面の場合】

  • Hello! How are you doing?

  • Hello! How are you?

  こんにちは!調子はどうですか?

【親しい間柄の場合】

  • Hi! How is it going?

  • Hi! How have you been?

  • Hi! What’s up?

  やあ!調子はどう?

上記のようなあいさつの際に使う質問文に対しては、一般的に次のように回答します。

I’m fine.(元気です。)

I’m doing well.(調子はいいですよ。)

Not so bad.(悪くないです。)

How are you doing?などのあいさつ時に使われる質問文は、実際に相手の調子をうかがうというよりも、HiやHelloなどと同様に、あいさつの言葉として使われることも多いフレーズです。

そのため、相手の回答が聞き取れなかったとしても、あまり気にせずに会話を続けましょう。

 

初対面の人への質問編

あいさつをして会話がスタートしたら、相手の出身や職業、趣味などについて質問してみましょう。

Where were you born?(出身はどちらですか?)

>回答例:I was born in the USA. (アメリカ出身です。)

What do you do?(仕事は何をされているのですか?)

>回答例:I am a teacher.(教師をしています。)

What is your hobby?(趣味は何ですか?)

>回答例:I like playing tennis.(テニスをするのが好きです。)

What do you usually do on weekends?(週末はいつも何をしていますか?)

>回答例:I usually stay home.(家にいることが多いです。)

これらの質問で自分との共通点や得意分野に関する話題が出てくれば、Do you like ~ ?(~は好きですか?)やWhere do you ~ ?(どこで~しているのですか?)など、さらに会話を広げることができます。

また、初対面の場合には避けた方がいい話題もあるため、注意しましょう。

一般に、政治、宗教、性別、人種など、意見が分かれやすい話題や個人の思想に深く関わるテーマには初対面では触れない方がいいと言われています。

 

日本にいる外国人への質問編

日本にいる外国人と会話をする時には、日本の料理や行ったことのある場所についてたずねてみるのがおすすめです。

自分がよく知っている分野や場所、好きなものについての質問であれば、たとえ相手の言っていることがすべて聞き取れなくても、場所や料理の名前などのキーワードがわかれば、相手が何を言っているのかを推測できます。

Is this your first visit to Japan?(日本は初めてですか?)

>回答例:Yes!/No, it’s the second time.(はい。/ いいえ、2回目です。)

What is your favorite Japanese food?(日本食では何が好きですか?)

>回答例:I like sushi.(お寿司が好きです。)

How was sushi?(お寿司はいかがでしたか?)

>回答例:That was good.(おいしかったです。)

Where do you want to go?(どこに行ってみたいですか?)

>回答例:I want to go to Kyoto.(京都に行きたいです。)

もしも相手の回答が全く聞き取れず、何と返事をすればいいのかわからないという時には、焦らずに次のようなフレーズを使って、聞き直しましょう。

  • Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえませんか?)

  • Could you say that again?(もう一度言っていただけませんか?)

相手の言っていることが聞き取れていないにもかかわらず、わかったふりをしていると、相手はこちらが理解していると思って、どんどん会話が進んでしまいます。

こちらが英語のネイティブスピーカーではないとわかれば、相手も嫌な顔をせずに丁寧に説明してくれるはずです。

 

失敗を恐れずに積極的に話しかけてみよう!

英会話上達のコツは「実際に英語を使って話す」=「アウトプットの機会を増やす」ことですが、そこでハードルとなるのが「間違えたらどうしよう」と失敗を恐れる気持ちです。

日本にいる外国人がたどたどしい日本語を話していたら、なんとか意味をくみ取ろうとするでしょう。

それと同様に、英語のネイティブスピーカーも、私たちがつたない英語で話そうとしていれば理解しようとしてくれるものです。

たとえ完璧でなくても、一生懸命使った英語で相手との会話が弾めば、自信につながります。

その小さな成功体験の積み重ねがさらなる英会話学習のモチベーションにもなりますので、失敗を恐れずに積極的に英語で会話する機会を作ってみましょう。

“Nice to meet you”=「はじめまして」の返し方や言い換えフレーズを解説

  • 「“Nice to meet you.”って言われたら何て返せばいいの?」
  • 「“Nice to meet you.”以外にフレーズってないの?」

こういった疑問を解決します。

日本人が一番最初に習う英語フレーズ“Nice to meet you.”。一番最初に習うフレーズです。

そこで本記事では、“Nice to meet you.”についてとことん深掘りします。

“Nice to meet you.”の返し方、“Nice to meet you.”の言い換えフレーズについて少しでも気になる方は必見です。

最後まで2分程度で読めるので、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。

“Nice to meet you.”=「はじめまして」別れ際にも?

日本の英語教育では、“Nice to meet you.”=「はじめまして」と習います。しかしこれは、半分正解で半分間違いです。

実は“Nice to meet you.”は直訳すると「お会いできて嬉しいです」という意味です。

“Nice to meet you.”を分解して訳してみると以下の通り。

  • Nice:嬉しいです
  • to meet you:あなたに会えて

そして実は“Nice to meet you.”の前には、”It is”もしくは”It was”が省略されています。

  • “It is nice to meet you.”「お会いできて嬉しいです」
  • “It was nice to meet you.”「お会いできてよかったです」

上記どちらの場合にも”It is”と”It was”は省略されるので、“Nice to meet you.”と言うのです。

ちなみに、かしこまって話すときや、心を込めて話すときは、”It is”と”It was”を省略しないケースもあります。

出会ってすぐに言う“Nice to meet you.”「お会いできて嬉しいです」は「はじめまして」と意味的にも大差ありません。

しかし別れ際にもingをつけて“Nice to meeting you.”=「お会いできてよかったです。」と使うこともあるは覚えておきましょう。

“Nice to meet you.”の自然な返し方

英会話や英語でのメッセージのやりとりで“Nice to meet you.”と言われた際、何と返答すればいいか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで、“Nice to meet you.”に対する自然な返し方について解説します。

Nice to meet you, too.

最も一般的な“Nice to meet you.”への返し方は”Nice to meet you, too.”です。意味は「こちらこそお会いできて嬉しいです」となります。

“too”は「こちらこそ・〜も」という意味があります。“Nice to meet you.”に”too”を合わせるだけなので簡単ですね。

“too”は”Nice to meet you, too.”以外にもあらゆる場面で使えるので、覚えておくと便利ですよ。

例:”I like it, too.”「私もそれが好きです。」

細かいですが、”too”の前には”,(カンマ)”をつけることを忘れずに。

You, too.

”Nice to meet you, too.”がフォーマルな表現であるのに対し”You, too.”はカジュアルな表現です。

”Nice to meet you, too.”だと「こちらこそお会いできて嬉しいです」ですが、”You, too.”の場合は「こちらこそ」くらいの感覚です。

“You, too.”じゃなくて”Me too.”じゃないの?

ここまで読み進めてみて、「”You, too.”じゃなくて”Me too.”じゃないの?」と思った方もいるのではないでしょうか?

確かに「こちらこそお会いできて嬉しいです」の「こちらこそ」は「私」を意味するので、”Me too”の方が正しそうな気もします。”You, too.”だと「あなたこそ」になってしまい、意味が通じなさそうですよね。

しかし正しいのは”You, too.”です。なぜなら”You, too.”は”Nice to meet you, too.”の”Nice to meet”を省略した表現だからです。

その根拠として、”You, too.”にはカンマがあるのに対し、”Me too.”にはカンマがありませんよね。

ちなみに”Nice to meet you, too.”に対して”Me too.”と返してしまうと「私も私に会えて嬉しいです」のような意味になってしまい、クスッとされるので気をつけてくださいね。

今回は“Nice to meet you.”への返し方として”You, too.”を紹介しました。”I love you.”や”I need you.”への返答も同様に”You, too.”ですので注意してください。

”I love you.”に”Me too.”と返してしまうと「私も私を愛しています」という意味になってしまいます。

”Me too.”は「私もです」という意味で使われます。

”Me too.”を使った例文

  • Aさん:I need this one.「これがいるの」
  • Bさん:Me too!「私も!」

“Nice to meet you.”の代わりに使える表現

実は英語ネイティブが誰かと対面したとき、毎回“Nice to meet you.”と言うわけではありません。

“Nice to meet you.”の代わりに”Hi.”や”Hello.”といった表現を使うこともあります。いまいちピンとこない場合は、日本語で考えてみると分かりやすいですよ。

日本でも「はじめまして」や「お会いできて嬉しいです」と毎回言うわけではありません。何度も会っている相手や親しい友人には、これらの表現は使いませんよね。

「はじめまして」や「お会いできて嬉しいです」の代わりに「どうも」や「こんにちは」といった表現を使うはずです。

It’s a pleasure to meet you. (お会いできたことをうれしく思います。)カジュアル

また、少しかしこまった表現ですが、

It’s an honor to meet you.(お会いできて光栄です。)なども使えます。

他にも、日本の英語の授業では”How are you?”と聞かれたら”I’m fine thank you, and you?”と答えると習います。しかし実際には”How are you?”に対して”I’m good.”と返す方が多いです。

このように1つの表現をひたすら使い回すのではなく、その場その場に適した言い回しを覚えることで、よりネイティブに近い英語が話せるようになりますよ。

まとめ

“Nice to meet you.”について、とことん深堀りしました。ここまで解説した内容をまとめると、以下の通りです。

  • “Nice to meet you.”は別れ際にも使う
  • “Nice to meet you.”への返し方は”Nice to meet you, too.”か”You, too.”
  • “Nice to meet you.”の代わりに”Hi.”や”Hello.”でもOK
  • “It’s an honor to meet you.”(お会いできて光栄です。)も使える。

これで“Nice to meet you.”に関する知識はバッチリです。ぜひ当サイトの他記事もチェックしてみてください。