サックスの種類
著 加藤真由
サックスにはいくつもの種類があります!その中でも最もよく使われるものが
“ソプラノ・サックス”“アルト・サックス”“テナー・サックス”“バリトン・サックス”
ここではこの4種類と、普段あまり目にしないものまでいくつか紹介したいと思います♪
{E♭管はドイツ語ではEs管(エス管)、B♭管はドイツ語ではB管(ベー管)と言います。}
☆ソプラニーノ・サクソフォーン(Sopranino Saxophone) E♭管
☆ソプラノ・サクソフォーン(Soprano Saxophone)B♭管
☆アルト・サクソフォーン(Alto Saxophone)E♭管
☆テナー・サクソフォーン(Tenor Saxophone)B♭管
☆バリトン・サクソフォーン(Baritone Saxophone)E♭管
☆バス・サクソフォーン(Bass Saxophone)B♭管
☆コントラバス・サクソフォーン(Contrabass Saxophone)E♭管
こういった種類があります!
上記に挙げた順番で、ソプラニーノからコントラバスに向かって、楽器のサイズが大きくなり、音域はどんどん低くなっていきます。
又、サックスは移調楽器と呼ばれるもので、記譜音(譜面に書かれた音)と実音(実際に聴こえる音=ピアノで弾く音)が異なっています。
Es管の場合 →記譜音「ド」を吹くと実音の「ミ♭」が鳴ります。
B管の場合 →記譜音「ド」を吹くと実音の「シ♭」が鳴ります。
それぞれの楽器の特徴として、
ソプラニーノ→使われることは少ないですが、サックスアンサンブルで登場することがあります!
ソプラノ→サクソフォーン四重奏ではトップを受け持ちます!ジャズでもよく使われています。
アルト→サックスの中で最もスタンダードであり、まずこの楽器を手にとることはオススメです!!
テナー→男声の声に近い音、音色を持ち、ジャズ・ポピュラーにと幅広いジャンルで活躍します♪
バリトン→カルテットや吹奏楽、ビッグバンドでは低音部を担当し、影の力持ちのような存在です!又、ソロ楽器としてもバリトンにしかない味わいがあります。
バス→大編成の吹奏楽やサックスアンサンブルで使われることがあり、バリトンよりまたさらに大きいです!
コントラバス→サックスアンサンブルで稀に登場しますが、世界に数台しかないと言われています。
このように、それぞれにいろいろな特徴や良さが詰まっています!
どの楽器を取っても、きっとわくわくするのではないでしょうか(*^_^*)
それでは次にサックスにはどんなメーカーがあるのか、何がおすすめか等を紹介致します。