これ英語で言える?言えそうで言えない簡単英会話フレーズ10選
「テスト頑張ってね!」を英語で言えますか?
英語の授業では「頑張ってね」はDo your best.と覚えた方も多いと思いますが、この場合はGood luckを使います。
簡単な日本語でも、英語になると出てこないという表現は意外と多いものです。
そこで今回は、簡単そうでも英語になると言えない日常会話の英語フレーズ10選をご紹介します。
基本のフレーズを覚えていれば何パターンもの表現に応用でき、会話の幅が広がります。
最後までお読みいただければ、言えそうで言えない英語の基本フレーズをマスターできますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
①返事の表現
英語で何か頼まれたり、聞かれたりした時に、Yes/Noや単語だけで回答するのではなく、もっと自然な受け答えができるといいですよね。
そこで、英語の質問に対する返事で使えるフレーズをご紹介します。
- Sure.(いいよ。)
Can you ~?(~してくれる?)やWould you ~?(~してもらえませんか?)など、何かを頼まれて承諾する際、Yesと答えても間違いではありません。
しかし、Sureを使う方が快く引き受けていることが伝わり、相手との距離をより近づけることができるでしょう。
- I’m not sure.(よく分かりません。)
「分かりません」の英語表現と言えば、I don’t know.を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、I don’t know.とだけ答えるとぶっきらぼうな言い方に聞こえるため、注意が必要です。
あまり親しくない相手やビジネスの場などでは、I don’t know.より柔らかいI’m not sure.を使うといいでしょう。
- It depends.(場合によります。)
YesやNoでは答えられない場合に、便利な表現です。
ピクニックなどに誘われ、「天気次第だね」と答えたい場合には、
It depends on the weather.
と、It dependsの後にonを付けます。
- Trust me.(私に任せて。)
何かを頼まれたり、お願いされたりした時にTrust me!と答えれば、相手のあなたへの信頼度が増すでしょう。
「~のことなら私に任せて」と言う時は、
Trust me when it comes to ~.
と表現し、~には名詞を入れます。
②「どうぞ」と言う時の表現
相手から許可を求められた時、何かを手渡す時など、日常生活では「どうぞ」という表現を使うケースが意外と多くありますが、許可を表したり、ものを渡したりする時の「どうぞ」はPleaseではありません。
「どうぞ」にも様々なパターンがありますので、日常生活でよく使われる3つの表現をご紹介します。
- Please go ahead.(どうぞ。/いいですよ。)
May I ~?やCan I ~?など、許可を求められた時の「どうぞ」では、Please go ahead.を使います。
エレベーターなどで他の人に先に乗ってもらう時にもPlease go ahead.が使えます。
- Here you are.(どうぞ。)
相手にものを渡す時の「どうぞ」の表現です。
ただし、Here you are.はフォーマルな表現のため、親しい間柄の場合は、Here.の方が自然です。
- Here’s ~.(~をどうぞ。)
何かを手渡す時の他、相手にものを返す時にはHere’s your ~.と使うことができます。
自分のものを相手に渡す時にはHere’s my ~.となります。
③応援・励ましの表現
「頑張って!」や「大丈夫!」などの応援や励ましの表現を使えれば、人間関係が良好になり、相手との距離もグッと縮まるはずです。
ここでは簡単なフレーズをご紹介しますので、ぜひ使ってみてください。
- Good luck with ~!(~を頑張ってね!)
「テスト頑張ってね!」と言う時には、Good luck with your exam!と言います。
英語の授業で「頑張って」はDo your best.と習った方も多いと思いますが、命令調で強い言い方となるため、使い方には注意が必要です。
Good luckの他にも、何かにチャレンジしようとしている相手には、You can do it!という表現を使えば、より応援したい、励ましたい気持ちが伝わります。
- Good for you!(頑張ってね!)
Good for you.は相手に良いことがあった時などに「よかったね」という意味で使うこともありますが、これから何かに挑戦しようとしている相手を応援する時にも使えます。
- Don’t worry about it.(大丈夫。/気にしないで。)
落ち込んでいる相手を励ましたい時に使えるフレーズです。
Don’t worry.だけでも通じますが、強い口調になるため、Don’t worry about it.という言い方を覚えておくといいでしょう。
簡単英会話フレーズを覚えて、英会話を楽しもう!
英語での会話をYesやNo、英単語だけで乗り切ることもできますが、タイミングよく相づちを打ったり、気の利いた一言が言えたりするともっと会話が盛り上がります。
今回ご紹介した基本フレーズは目的語を入れ替えるだけで応用が効く、様々なシチュエーションで使える表現ばかりです。
文法などが分からなくても、日常会話で使うフレーズは決まった表現として覚えてしまうのが英会話上達のコツです。
ぜひ覚えて、実際の会話でどんどん使ってみてください。