海外のホテルの部屋を快適に使うための3つの英会話フレーズ

楽しい海外旅行は、まずは快適なホテルライフから。今回は、以下のようなフレーズで、客室ステイまで楽しむ海外旅行を実現しましょう。

そのフレーズとはわずか3通り。

 

Where is~ 〜はどこにある?

How do I~ (how to) どうやって〜する?

Something is wrong with~ 〜の具合が悪い。

 

団体旅行で部屋に入らないまま観光、クタクタになって帰ってきた深夜、照明がつかない、シャワーが出ない、浴槽に湯を溜めたいけど栓が見つからない、湯温調節ができない、挙句にエアコンの調整がわからない、テレビが映らない、などというトラブルに遭遇したことはありませんか?10数時間飛行機に乗って眠ってはいないし、すぐ観光で疲れたし「あ~もう来るんじゃなかった!」と一瞬思うかもしれませんね。

 

これら全てのトラブルに1度に遭遇することはないかもしれませんが、少なくともいくつかは起こりうるものです。

 

まずはホテルの備品の名前を覚えよう!

  • toilet トイレ
  • lights 照明
  • bathroom, basin (トイレも含む)浴室・洗面所
  • bath/shower 浴槽・シャワー
  •  air conditioner エアコン・冷暖房
  • coffee maker, coffee machine コーヒーメーカー

特1級のホテルで個人旅行でも、ベルボーイが荷物を持って部屋まで来てくれるのは少なくなりました。荷物を持って入室してくれたら、待たせて次々2人で設備を確認していけば済むことです。先程の設備全般が作動することと作動のさせ方を実地で確認すればこんなに簡単なことはありません。余分にチップを2ドルくらいにして帰して、あとは快適な夜を迎え、バーラウンジで生演奏を聞きながらカクテルでも楽しんでください。

内線電話でnative speaker と会話練習!

 

団体旅行で夕食まで済ませて自室に入る時間が問題です。早く寝たいのに不具合がある。

部屋に入ったらまず、上のような機材の点検を最初にして、おかしい時はすぐコンシェルジュなりベルキャプテンなりに電話ですぐ来るように伝えます。

”Just a moment.” と言って1時間以上来ないことのほうが多いから、まず電話を。

電話の会話に自信がなければ、”Please bring some blankets very soon.”(すぐに毛布を持ってきてください)などと簡単なリクエストをして、人が来たら、入室してもらい、故障しているもの、バスタブにお湯の溜め方が分からないなど、次々に具体的に設備を見ながら解決しましょう。

※その時に役立つのが最初にあげた3種のフレーズです。まず、何でもwhere でたいてい片付きます。

“Where is”〜はどこですか?

 

”Where is the switch for the air conditioner?  I’m cold”

エアコンのスイッチはどこですか?寒いです。

”Where is the plug for the bath?”

浴槽の栓はどこですか?

“Where is the remote controller for the TV?”

テレビのリモコンはどこですか?

※このように設備について尋ねる時には、近くで一緒に確認します。

How do I~?をヘビーユース!

 

やり方が分からない時には全部How do I~?で乗り切れます。

 

“How do I use the shower?” 

シャワーの使い方が分かりません。

“How do I store hot water in the bath?”

浴槽のお湯の溜め方が分かりません。

“How do I change the temperature of the air conditioner?”

エアコンの温度調節が分かりません。

“How do I flush the toilet?”

トイレの流し方が分かりません。

※どんどん応用すると良いでしょう。How to が使いたければ、例えばテレビを観たい時も、

Please tell me how to turn on.

テレビの付け方を教えてください。

Please tell me how to turn off.

テレビの消し方を教えてください。

Please tell me how to choose the TV programs.

テレビの番組の選び方を教えてください。

と、簡単な言い方で尋ねればOKです。

 

How do I~とhow to を自然に使えれば、ものの取り扱い方に部屋で困ることはまずありません。ついでに明日から使う英会話の練習にもなり、気持ちも上がりますね。

 

もしくは、How to で聞きたい時はその前にI don’t know を付けて、I don’t know how to make coffee using this machine. Show me, please. 

「このコーヒーメーカーの使い方が分かりません。教えてください」

と言えば、部屋付きのメイドさんなどにこやかにコーヒーをたてながら教えてくれます。

 

良いホテルでは、高級なコーヒーが普通のものとデカフェのものと、備品としてついてきたりしますから、せっかくだから客室のコーヒー紅茶類も楽しみたい。

むろんこれは翌朝の話ですが。夕方から深夜は最も忙しい時間帯ですからすぐに対応してもらえなくてもちょっと待ちましょう。

 

英語で問いかけているので、当然英語が喋れるものと相手は思ってナチュラルスピードで答えが返ってくる場合も慌てないで。長い言い回しで説明しなくても、”Excuse me?”や”Pardon?” で始めて

”I can’t catch you. Please speak more slowly.”

「聞き取れないです。ゆっくり話してください」

と言えば、わかりやすくボディーランゲージを交えながら快く繰り返してくれます。

 

故障中なら Something is wrong with 「〜の調子が悪い」で乗り切る

故障中のもの一般、Something is wrong with~で直してもらいます。

Something is wrong with the TV. There’s no picture. 

テレビの調子が悪いです。映りません。

Something is wrong with the toilet.  I can’t flush.

トイレが流れません。

Something is wrong with the faucet. No water is coming out.

蛇口の調子が悪いです。水が出ません。

Something is wrong with air conditioner. It’s too hot.

エアコンの調子が悪いです。暑過ぎます。

 

まとめ ノーストレスのホテルライフ

いかがですか?大事なのは何かあっても時短でにこやかに解決することですから、フレーズを覚えて、入れ替え表現を楽しんでください。相手の言葉が分かりづらいのではと構えなくても、相手はホテルマン。意志の疎通には慣れています。旅行英語はよほどのことがない限り初級で楽しめますので、リラックスして、言い回しや文法を深く考え過ぎず、今日ここであげたフレーズを覚えて、観光も文化交流も楽しんでくださいね。