フルート ハーモニクスのアンブシュア その2

著 八百板 芽威

このとき必ず「鏡」を自分の唇が見えるところにおいて、

*アンブシュアの形はどのように変わったか

をよく見ておきましょう。

そして上手くなめらかに倍音を出せたときのアンブシュアを確認し、忘れないようにしましょう。

ポイントは徐々に最小限の動きで素早く、正確に倍音を出せるようにすることです!


この譜例通りできるようになったら、今度は右から左の倍音を順に出してみましょう。

音域が高い倍音から低い倍音を出す方が難しいと思います。


この倍音を使った練習は、曲を演奏する時にもとても役に立ちます!

メロディーを吹くとき、音域がずっと変わらないことはまずありません。

そんなときアンブシュアを自由自在に音域に合わせることができれば、

低音も中音も高音も豊かな響きで演奏することができます!


この練習フレーズをマスターして、効率良く音色の美しさを高めましょう!





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