フルート講座
♪フルートの種類
著 蔦岡ひかり
フルートには、メーカー、材質、重さ、音色、メカニズム等々、様々な種類があります。
今日は
C管【ツェー管】
H管【ハー管】
と呼ばれるフルートをご紹介します♪
この2つの大きな違いは…
そう!足部管の長さです!!
短い方が【C(ツェー)管】で、長い方が【H(ハー)管】です。
~それぞれの違い~
C管
・最低音が『ド』の音まで出る
・やや明るい音色(吹奏楽使用多)
・軽い(H管と比べて)
H管(ハー)
・最低音が『シ』の音まで出る
・落ち着いた音色(オーケストラ使用多)
・重い(C管と比べて)
といった違いがあるのです。
他にも色々な違いがありますが、分かりやすいところで比較してみました。
吹奏楽でH管、オーケストラでC管を使う方もおりますので、
奏者の好みでチョイスすることをおすすめします♪
最低音のシを使うことはあまりないですが、時々シが出現するので、
C管・H管の足部管だけをバラで持っている人もいます!
そして、
フルートには見た目や大きさがもっと目に見えて違う種類の楽器も沢山あるのです!
FLUTE METHOD フルート教則本/堀井恵著 参照
ピッコロ、フルート、アルトフルート、バスフルートの他に、
コントラバスフルートと呼ばれるフルート界で1番大きな楽器もあります!
楽器が大きくなっていくにつれて、出せる音域が低くなっていくのも特徴です。
最近ではプラスチックフルートと呼ばれる、
プラスチックの材質で出来ている楽器も登場しました♪
それがこちらです!(NUVOプラスチックフルート/ブラック)
普通のフルートよりもやや大きいでしょうか。
フルートと同じく、3つに分解することが可能です。
プラスチックなので
軽くて水に強く、更に普通のフルートよりも低価格で、
指使いも一緒、音もちゃんと出るんです。 (ネット通販だと、2万円程度で購入可能)
もちろん通常のフルートに比べると音色は小さく、
速い曲を吹くには少しキイの動きが物足りない気もしますが、
ご自宅で指の確認をするには良いかなと思います^^
女性や小さなお子様でも安心して始められるフルート、素晴らしい♪
そしてこんな付属品がついています。
なんと!
頭部管のマウスピースを、音の出しやすい形状の物に付け替えることが出来るんです!!
通常フルートは楽器に直接口をつけるのではなく、
唇を乗せて、息を歌口の穴(エッジ部分)にぶつけて音を出すので
(空ビンの飲み口の部分で、息をほーっと吹いた時、音が鳴るのと非常に似た感覚です!)
最初は少し吹き辛いのですが、
付属のマウスピースは、リコーダーのように直接口をつけて息を入れることの出来る形状のため
必ず音が出ます\(^o^)/
唇の形、息のスピード、指使い、姿勢、持ち方etc.
そんなにいっぺんに出来ない~!という方は、指使いや姿勢から練習されるのも良いですね。
【重要】
先生によっては「プラスチックフルートでレッスンすることは出来ないと」おっしゃる方も多くいると思いますので、購入の前に一度相談することをおすすめします!