フルート講座
♪アンブシュアについて
アンブシュア(フランス語)とは、主に管楽器を吹く時の口の状態のことを指します。
この場合はフルートを吹くための「アンブシュア」についてでしょうか^^
フルートは声帯や唇を使って音を出す楽器のため、
人によってそれぞれ吹き方も工夫する必要があります。
ここでは一般的にまずどうしたら良いのだろう?というお話をしようと思います!
まず、歌口の穴「トーンホール」と呼ばれているこの部分ですが、
目安は1/3隠れる位置に唇を置くことです。
指を唇に見立ててご紹介しますね。まずは頭部管のみで確認してみましょう!
トーンホールが1/3隠れる位置に下唇を乗せます。
この時、口はフラットな状態で閉じておきます。
決して横に引っ張ったり、強く口を閉じることの無いよう、
唇の両端を自然な状態にしておくことがポイントです。
初めの内は鏡を見ながら、どの位置に下唇を置くのが良いか確認することをおすすめします♪
鏡越しだとこうなります↓
鏡で見るときは、正面から確認します。(上から・下から覗くは×です。)
鏡越しでも1/3隠れるような位置を探して、吹いてみましょう!
内側のトーンホールのふちと、下唇の際(ふち部分)が触れるくらいの位置ではないでしょうか。
※唇の厚さによって位置が変わるので、あくまで参考までに^^
トーンホールが半分以上隠れた位置で吹いても音は鳴るのですが、
音程(ピッチ)が高くなってしまいます。
頭部管で練習する際は、ピアノの「ラ」の正しい音程が鳴る位置で吹くことがポイントです♪
自然に結んだ口の中心からまっすぐ息が出るように吹いてみましょう。