フルート講座
♪アパチュアとタンギングについて
口の中心の穴のことをアパチュアといいます。
◆低音は息のスピードを緩めて、口の中心の穴(アパチュア)を広く取ります。
→かじかんだ手を温める時のようなほっとした息のイメージ。
◆高音は息のスピードを速めて、口の中心の穴(アパチュア)を狭く取ります。
→針のように細く鋭い息。また、吹き矢を遠くに飛ばすようなイメージ。
※低い音を出す時は、頭部管の出口(胴部管につなぐ部分)を手のひらでやさしく塞ぎます。
離すと高い音がでます。
まずは「フー」という発音で吹いてみましょう。
音がしっかり鳴るようになったら、今度は「トゥー」という発音へ変化させます。
これがタンギングと呼ばれる奏法へとつながるのです。
一度に全て出来るようにするのは大変なので、1つずつ丁寧に確認しましょう。
急がば回れです。
繰り返し確認することで、良い位置が見つかります♪